オオモリ コウイチ   omori kouichi
  大森 宏一
   所属   大阪信愛学院大学  教育学部 教育学科
   職種   准教授
発表年月日 2024/06/29
発表テーマ 小学校体育における「連鎖交互跳び」をを取り入れた授業の効果1.
会議名 日本体育科教育学会第29回大会
主催者 日本体育科教育学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 単独
概要 体力・運動能力の低下と2極化及び運動をする子どもとしない子どもの2極化に歯止めがかからない中,小学校体育においていかに運動を好きにさせるか,また授業での課題に主体的に取り組んで仲間と対話しながら共同的なかかわりを持った取り組みができるかを検証した.本研究では,特に「連鎖交互跳び」を題材にしてその効果を検証した.結果は,4回の授業で14組中11組が4回以上できるようになった.また,学習カードへの記述をKJ法を参考にして分析を試みた.結果は,課題に対する取り組みへの不安や困難が減少し,取り組みへの喜び楽しさが増加した.課題への意欲態度は減少したが,上達したことで記述が減っており,課題達成への方法としての記述内容では主体的な方法を見出していると考えられる.さらに,今回は,「連鎖交互跳び」を経験したとがない教員が指導したが,指導計画や授業で使用する資料などを準備しておくことで授業ができたと考えられる.多忙な教員であっても4回の授業で児童に「連鎖交互跳び」を教材として,主体的で対話的な授業をすることが可能であった.