アキヤマ マサコ
akiyama masako
秋山 正子 所属 大阪信愛学院大学 看護学部 看護学科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2017/06 |
発表テーマ | 訪問診療を受療している在宅療養高齢者における要介護度悪化に関連する要因‐OHCARE研究‐(査読付) |
会議名 | 第59回日本老年医学会学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
開催地名 | 名古屋国際会議場、名古屋市 |
発表者・共同発表者 | 共著者:山本真理子,樺山舞,坂上和子,糀屋絵理子,黄雅,井上貴子,秋山正子,樂木宏実,神出計 |
概要 | 訪問診療受療中の高齢者の要介護度悪化に関連する要因を検討することを目的とし、在宅療養高齢者147人(男性54人、平均84±8歳)を対象とした。カルテや医療従事者への聞き取りから情報収集した。初回調査から約1-1.5年後に追跡調査を実施し、要介護度維持群と悪化群に分け多変量ロジスティック回帰分析を行なった。初回は要支援1-要介護3が46%、要介護度4以上が36%であり、骨関節疾患罹患は37%であった。追跡時における維持群は45%、悪化群は32%であり、要介護度悪化には、骨関節疾患罹患(OR4.5)が独立した有意な関連を示した一方で、筋力低下が二肢以下であること、糖尿病・脂質異常症に罹患していないことにも、有意な関連が認められた。在宅療養高齢者の要介護度悪化の要因として、骨関節疾患罹患が最も強く関連していた。 本人担当部分:研究計画、データ収集(クリニックでの調査)、データ入力、Accessデータの整理、解析検討 |