アキヤマ マサコ
akiyama masako
秋山 正子 所属 大阪信愛学院大学 看護学部 看護学科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2017/10 |
発表テーマ | 在宅医療受療者における認知症合併糖尿病患者のコントロール状態の検討(査読付) |
会議名 | 第40回日本高血圧学会総会 |
学会区分 | 全国学会 |
開催地名 | ひめぎんホール、松山市 |
発表者・共同発表者 | 共著者:黄雅,樺山舞,坂上和子,井上貴子,奈古由美子,福崎円香,秋山正子,山本真理子,樂木宏実,神出計 |
概要 | 在宅医療受療患者において認知症と糖尿病の関連を検討し、両疾患を併存する場合の糖尿病治療の現状を明らかにすることを目的とした。基礎情報と介護情報をカルテなどより収集した。分析対象者155名(平均83歳、要介護3以上55%)中、糖尿病55名で、認知症合併は35名であった。認知症の有無により糖尿病コントロールに差はなかったが、認知症合併群でDPP4阻害薬の使用率が高い傾向を示した。認知症合併例のHbA1cはDPP4阻害薬使用例で有意に高値を示した。認知症かつ糖尿病治療薬使用群では認知症や要介護認定が重度であるほどHbA1cが有意に高かった。糖尿病治療薬使用の患者では重度要介護、中重度認知障害でHbA1c値が有意に高値であった。糖尿病コントロールが難しい可能性と、血糖を安全な範囲にコントロールしている可能性が示唆された。 本人担当部分:研究計画、データ収集(クリニックでの調査)、データ入力、Accessデータの整理、解析検討、日本語表現の修正 |