アキヤマ マサコ
akiyama masako
秋山 正子 所属 大阪信愛学院大学 看護学部 看護学科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2017/10 |
発表テーマ | 訪問診療受療中の在宅療養者における転倒に関連する要因の検討‐OHCARE研究‐(査読付) |
会議名 | 第40回日本高血圧学会総会 |
学会区分 | 全国学会 |
開催地名 | ひめぎんホール、松山市 |
発表者・共同発表者 | 共著者:坂上和子,樺山舞,福崎円香,奈古由美子,井上貴子,黄雅,秋山正子,山本真理子,樂木宏実,神出計 |
概要 | 在宅療養者における転倒発生の現状を把握し、転倒要因を検討することを目的とした。訪問診療受療中の192名を対象として約1年間の転倒発生状況を調査し、「転倒あり」「なし」群に分け発生要因の比較検討を行なった。平均年齢は82歳で、罹患疾患は高血圧症71%、骨関節疾患(52%)、認知症(41%)が多かった。追跡期間中の転倒は30名(16%)であった。転倒あり群で有意に高率に認められた項目は、脳血管病変と骨関節疾患、認知症治療薬使用、Alb値、認知症の下位項目であった。多変量解析では骨関節疾患(オッズ比6.7)、血清アルブミン値(4.2)、日常生活の意思決定を行う為の認知能力:非自立(3.1)で正の、呼吸器疾患(0.2)、移動:非自立(0.2)で負の有意な関連が認められた。転倒の要因として骨関節疾患や認知症が示唆された。 本人担当部分:研究計画、データ収集(クリニックでの調査)、データ入力、Accessデータの整理、解析検討 |