ナカノ サチコ   nakano sachiko
  中野 幸子
   所属   大阪信愛学院大学  看護学部 看護学科
   職種   講師
発表年月日 2008/08
発表テーマ 小児看護学実習で学生がとらえた危険予知の傾向(査読付)
会議名 第34回日本看護研究学会発表
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 神戸ポートピアホテル
発表者・共同発表者 他内藤忍
概要 小児病棟で実習する学生27名に、KYKの考え方を基に筆者が作成した「~なので(危険要因の状況や行動)~になる(事故の型)」と、その「対策立案」を記述するシートを活用し学生の危険予知傾向を明らかにした。結果、最も多かった危険予知は、「日常生活援助」であり、最も少なかったのは「治療処置援助」であった。学生は、輸液をしている小児のチューブや輸液ポンプに関心を示したが、さらに事故の原因に結び付く薬剤への関心や滴下速度への気づきはなかった。「対策立案」では与薬直後の薬の副作用の観察や報告の重要性、安全についての家族への説明と協力の重要性に気づいた。危険な病床や病棟の環境、備品院内感染につながる気づきもあった。(中野幸子:研究計画・調査・主計・分析・論文執筆・発表を担当。)