アキヤマ マサコ
akiyama masako
秋山 正子 所属 大阪信愛学院大学 看護学部 看護学科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2017/10 |
発表テーマ | 在宅医療を受療している認知症患者の生活習慣病管理に着目した認知機能悪化要因の検討-OHCARE研究-(査読付) |
会議名 | 第28回日本老年医学会近畿地方会 |
学会区分 | 地方学会 |
開催地名 | 橿原市立かしはら万葉ホール、橿原市 |
発表者・共同発表者 | 共著者:黄雅,樺山舞,坂上和子,糀屋絵理子,秋山正子,山本真理子,樋上容子,樂木宏実,神出計 |
概要 | 在宅医療を受療している認知症患者において認知機能の維持・悪化に関連する要因を明らかにすることを目的とした。複数の在宅療養支援診療所で在宅医療を受けている認知症高齢者を対象とした。情報は主にカルテより収集した。2年間の追跡データから、認知自立度から悪化・維持に分け、関連要因を多重ロジスティック回帰分析で検討した。対象者は116名(平均85歳、女性73名)で、認知機能維持群76%、悪化群24%であった。女性において、認知機能維持の要因は、認知症自立度重度(OR0.28)並びに降圧薬の内服(OR0.27)が独立した関連要因で、男性では有意な要因はみられなかった。在宅医療を受ける認知症高齢患者において認知機能の維持・悪化には生活習慣病の要因が関与すると考えられ、女性において降圧薬内服が認知機能を維持する可能性が示唆された。 本人担当部分:研究計画、データ収集(クリニックでの調査)、データ入力、Accessデータの整理、解析検討 |