マツウラ マサコ   matsuura masako
  松浦 正子
   所属   大阪信愛学院大学  看護学部 看護学科
   職種   教授
発表年月日 2020/06
発表テーマ 大学病院に勤務する看護師が体験する倫理的問題 体験後に残るもやもや感の特徴
会議名 日本看護学会: 看護管理
主催者 日本看護学会
発表形式 その他
開催期間 2020/06~2020/06
発表者・共同発表者 越村 利惠,西村 路子[畑],江藤 由美,秋山 智弥,松浦 正子,江守 直美,鈴木 美恵子,廣瀬 泰子,井川 順子,池 美保,市村 尚子,小藤 幹恵,米道 智子,三日市 麻紀子,渡邊 真紀
概要 近畿・中部地区12国立大学病院に勤務する看護職500名を対象とし、Fryらが開発したthe Ethical Issues Scale(EIS)を日本語版に翻訳した既存の尺度「倫理的問題の体験頻度(32項目)」を用いたアンケートを行い、各項目の体験頻度について調査するとともに、体験後にもやもや感が残った出来事について自由記述で回答を求めた。146名から有効回答が得られ、もやもや感が残った出来事の事例数は合計160事例であった。160事例各々についてEIS日本語版32場面との照合を行ったところ、32場面中1場面とのみ照合できたものが30事例(19%)で、残りの130事例(81%)は32場面中2場面以上と照合でき、1つの事例に複数の倫理的問題が含まれていた。倫理的問題は合計341場面あり、最も多かった倫理的問題は「患者の権利と尊厳」(52事例)、次いで「患者のQOLが考慮されていない」(36事例)、「治療に関するインフォームドコンセントが行われているか否か悩む」(28事例)の順であった。
researchmap用URL https://search.jamas.or.jp/default/link?pub_year=2020&ichushi_jid=J04337&link_issn=&doc_id=20200623370012&doc_link_id=1520291856287944832&url=https%3A%2F%2Fcir.nii.ac.jp%2Fcrid%2F1520291856287944832&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
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