アキヤマ マサコ
akiyama masako
秋山 正子 所属 大阪信愛学院大学 看護学部 看護学科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2000/12 |
発表テーマ | 終末期がん患者に対する看護師の感情・行動傾向-死のアウェアネス理論による分析(査読付) |
会議名 | 第20回日本看護科学会学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
開催地名 | 東京国際フォーラム、東京都千代田区 |
発表者・共同発表者 | 共著者:長坂(秋山)正子,久米弥寿子,小笠原知枝 |
概要 | 終末期がん患者における終末認識の割合、看護師の感情・行動傾向を明らかにすることを目的とした。916アイテムから47項目を抽出しプリテストを実施、項目分析・主成分分析で30項目を抽出し終末期がん患者への看護師の感情・行動尺度を作成、信頼性・妥当性を確認した。分析対象は病棟看護師217名で30±7歳であった。割合は閉鎖32%、疑念26%、オープン22%、相互虚偽12%であった。第1因子は4認識共に感情傾向から構成され、第2・3因子においてオープンでは死の話題を回避せず話し合う行動、閉鎖ではニーズに応える行動や、死話題回避行動がみられた。相互虚偽と疑念は類似し、死話題回避行動と有意義な余生のための援助行動がみられた。オープンで肯定的、疑念で否定的な感情・行動傾向がみられ、相互虚偽と疑念で行動傾向が類似していた。年齢が高く経験年数が多いほど、肯定的な感情傾向がみられた。 本人担当部分:研究代表者として全体 |