マツバラ ミキ   matsubara miki
  松原 未季
   所属   大阪信愛学院大学  教育学部 教育学科
   職種   講師
発表年月日 2015/03
発表テーマ 幼稚園入園後2年間にみる他児の対人葛藤場面への「介入」の形成過程:〈注意〉と〈加勢〉の変化に焦点を当てて【ポスター発表・査読なし】
会議名 日本発達心理学会第26回大会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 単独
開催地名 東京大学
概要 3歳児前半においては、単に教師の注意を模倣する傾向が強かったが、3歳児後半や4歳児では、高度な教師の注意を模倣したり、具体的に何がいけないかを説明したり、葛藤場面への印象を語るなど幼児なりのやり方で注意するようになった。加勢は、3歳児後半以降見られたが、3歳児後半では、一方の幼児に有利な言動を示す傾向にあったが、4歳児になると、なぐさめるといった行動が見られるようになった。これより、「介入」が形成されるには、〈注意〉のような行為形成と〈加勢〉のような意思決定の双方が必要であることが示唆された。