教員情報 | |
ヤマシタ ススム
山下 晋 所属 子ども教育学部 所属教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/10 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 個体差の発生にはどのような因子が関与しているか~生理的諸項目の因子分析による新たな解釈について~ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 小野スポーツ科学 |
巻・号・頁 | Vol.4,155-172頁 |
著者・共著者 | ○成澤三雄,小林敬三,関和彦,刈谷文彦,福典之(国際武道大学),春日規克,鈴木英樹,辻本尚弥,山下晋,稲垣洋,小笠原仁美(愛知教育大学),湊久美子(和洋女子大学),森本茂(横浜国立大学),原英喜(国学院大学) |
概要 | 遺伝的に近交の集団を用い,①体重や臓器重量などのおもさ,②血中諸物質,③骨格筋の収縮特性の3つの分野別に,どのような生理的機構に個体差が発現しやすいのかを検討した.その結果,変動係数が10%以上の値を示した項目は重さの分野では副腎,脾臓および甲状腺が,血中物質では逸脱酵素,脂質及び窒素代謝産物が,骨格筋の分野では単収縮張および収縮速度であった.これらのことから,内部環境を構成する物質などの個体差は小さいものの,内部環境を維持するために働く調整系に関わる項目では個体差が大きい傾向が明らかになった. |