教員情報 | |
ミズノ キョウコ
水野 恭子 所属 子ども教育学部 所属教員 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 修士論文 |
標題 | 保育士の障がい児保育に対するコミットメントを促す要因の質的研究(修士論文) |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 愛知教育大学 大学院 |
総ページ数 | 60 |
概要 | 保育現場において、保育士の障がい児保育における困難さに対して保育士がどのようなアクションを起こしていったかという視点で、保育者にインタビュー調査を行い、質的研究(M—GTA)を用いて実証的に検証した。そして、保育士の実践を促している要因と阻んでいる要因を整理し、保育現場における実践的な課題について考察した。その結果、障害児保育の困難さとして以下の3点、①対象児と相互作用における統合保育の困難さ、②他児との相互作用における対象児との関わりの困難さ、③保護者との相互作用におけるコミュニケーションを図る困難さが明らかになった。保育士の実践力向上への課題として、対象児に対するアセスメント、集団(仲間)づくりの具体的支援、保育者の思いに寄り添った支援(2)園内環境における課題として、園長の多様な役割、カンファレンスの意義を高める(3)保育士支援に関する課題が具体的に明らかになった。 |