教員情報 | |
オクゾノ トモアキ
TOMOAKI OKUZONO
奥薗 知明 所属 幼児教育学科 所属教員 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/12 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | おもちゃ・遊び文化についての一考察-保育者養成学生へのアンケート調査から- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 修文大学短期大学部紀要第59集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 21-32頁 |
総ページ数 | 12 |
概要 | 乳幼児期の保育は、様々な環境を通して行うことを基本としているため、保育者がどのような環境を作り、遊びや活動を支援するかによって子どもたちの育成を大きく左右する。幼稚園等にある多種多様なおもちゃも、物的環境の一つとして子どもたちの遊びや発達にあわせて準備され、保育環境の中に設定されているものである。
本研究では、保育者養成学生の協力を得て、幼少期の遊びやおもちゃ文化についての実態を調査し、その傾向について把握・分析を行った。遊びの傾向については、保育施設では戸外での遊びが7割程度であったのに対し、家庭では5割程度であったことがわかった。戸外遊び経験が不足しがちな現在、子どもの興味が戸外に向けられるような人的・物的環境構成が保育者にはより一層求められていると考える。おもちゃについては、保育施設ではブロックや積み木などの集団で遊べるおもちゃの印象が多くを占めていたのに対し、家庭ではポポちゃんやリカちゃん人形などの一人遊びや少人数で遊ぶおもちゃの割合が多かった。pp:21-32(12ページ) |