教員情報 | |
ヤマシタ ススム
山下 晋 所属 子ども教育学部 所属教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/07 |
形態種別 | 論文 |
標題 | Assembly of transverse tubule architecture in the middle and myotendinous junctional regions in developing rat skeletal muscle fibers |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Journal of Muscle Research and Cell Motility |
巻・号・頁 | Volume 28(Number 2-3),141-151頁 |
著者・共著者 | ○Susumu Yamashita, Kelly McGrath, Atsumu Yuki, Hiroyuki Tamaki(鹿屋体育大学), Norikatsu Kasuga(愛知教育大学), Hiroaki Takekura(鹿屋体育大学) |
概要 | 発育段階の異なるラット骨格筋細胞を対象として,筋腹部並びに筋腱移行部の間で,興奮収縮連関に直接関与するCalcium Release Units(CRUs)の形態的特徴の加齢変化について検討した.その結果,新しくサルコメアが作られる筋腱移行部と筋原線維が増殖する筋腹部では興奮収縮連関に直接関与するT管の発達・分化は異なった経過をたどり,特に筋腱移行部では未発達な構造が残るという形態的特徴に明らかな違いがあることが示された.また,サルコメアの形成に伴いCRUsも同時に形成され,特に遠位端の筋腱移行部におけるCRUsの形成が顕著な結果として示された.これらのことから,骨格筋の収縮タンパクの分化が終了した通常の骨格筋細胞内部においてもCRUsの形成は進行し,その形成過程は筋細胞内の部位によって差が生じている可能性を示した. |