教員情報 | |
ハチスカ ワタル
Hachisuka Wataru
蜂須賀 渉 所属 子ども教育学部 所属教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1988/12 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 自ら学ぶ意欲をもち、追求する子供の育成-教材との出会いを大切にする算数学習- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本数学教育学会誌「算数教育37-6」 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本数学教育学会 |
巻・号・頁 | 第70巻(第12号),27-33頁 |
概要 | 本論文は、身近な日常生活の中から問題(課題)を見つけることにより、子どもに興味・関心をもたせながら展開する算数授業を提案・考察したものである。
「教材との出会い」を、「単元当初の教材との出会い」と、「本時における教材との出会い」の2つの場合を考える。 「単元当初の教材との出会い」では、多様な生活経験の中から教材と出会わせ、「単元を貫く課題」を設定する。そして、単元の最終的な目標に至らせる。子どもは、目標が明確なので、学習成就の喜び、完成の喜びを求めて、意欲的に追求してくる 「本時における教材との出会い」では、単元構想をもとに、「広がりと抵抗のある課題」が設定される。「広がり」とは、発展性のことである。「抵抗」とは、子どもたちの思考に強い刺激を与えることである。 学習過程としては、「つかむ」(教材との出会い)、「みとおす」、「しらべる」、「たしかめる」、「まとめる」、「ひろげる」(行動目標)の6段階を想定している。 |