教員情報 | |
ヤマシタ ススム
山下 晋 所属 子ども教育学部 所属教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 屋外の遊び空間を評価するスケールの作成~屋外における子ども好適空間形成のための指標研究~ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 岡崎女子短期大学 子ども好適空間研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 岡崎女子短期大学 |
巻・号・頁 | (1),11-19頁 |
総ページ数 | 9 |
著者・共著者 | ○山下晋,米窪洋介,渡部努(岡崎女子短期大学 幼児教育学科),町田由徳(岡崎女子短期大学 現代ビジネス学科),小原倫子(岡崎女子大学子ども教育学部) |
概要 | 本研究では,屋外の遊び環境を客観的に評価する尺度を,ECERSを参考に作成した.その結果,ECERSとの間に77.4%の設問での相関が得られる評価スケールができた.これらに,屋外遊びを包括的に捉えるための7問の問題を加えたものを「屋外の遊び空間評価スケール」とした.このスケールを用いて,19人の学生が同じ屋外環境を測定した結果をからCronbachのα係数を算出したところ,信頼性があることが示された(α=0.925).一方で,予備調査の際に,屋外スケールと同時にインタビュー調査を行うことが,より精度の高い評価ができると考えられたことから,第三者が初めて調査する施設などの場合は,屋外スケールとインタビューの併用がよいだろう.
今後は作成した屋外スケールを用いて,「屋外の遊び空間の質」を測定することによって,子どもの成長にとってよりよい屋外環境について,継続的に検討をしていく. |