教員情報 | |
タキザワ ホダカ
滝沢 ほだか 所属 幼児教育学科 所属教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 教育改革のための意識調査における仮想授業体験の効果と影響―音や音楽に関する教育の新たな取り組みを題材として― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | シミュレーション&ゲーミング |
巻・号・頁 | 21(2),96-104頁 |
著者・共著者 | 執筆者:滝沢ほだか, 松田稔樹 |
概要 | 学校教育で扱われていない新たな教育内容・方法を導入する際、一般の人の意見を調査することがある。しかし、紙面のみで行う意識調査では、未体験の教育に対して、誤った理解の下に回答する可能性もある。この問題を解決するために、音や音楽に関する教育を事例として、ゲームを活用して仮想授業体験させ、意識調査することを試みた。その結果、以下のことが確認された。1)仮想授業体験が無い状況では、意識調査結果に不整合がある。2)新たな取り組みの教材を開発し、高校生に授業として体験させたところ、事前・事後の意識調査で、新たな取り組みの必要性が有意に高まった。3)大学生を対象に従来型と新たな取り組みとの両方を仮想授業体験させたところ、新たな取り組みを先に体験した群は高校生と同様の回答傾向が見られたが、従来型の授業を先に体験した群では体験の前後で大きな変化が見られず、体験順序の影響を考慮した運用の必要性が示唆された。 |