教員情報 | |
ヤマシタ ススム
山下 晋 所属 子ども教育学部 所属教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 「危ないからダメ」を言わないことへのチャレンジ~オカタン★秋の冒険遊び場より~ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 岡崎女子短期大学 子ども好適空間研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 岡崎女子短期大学 |
巻・号・頁 | (2),53-61頁 |
総ページ数 | 9 |
著者・共著者 | ○米窪洋介,山下晋,渡部努(岡崎女子短期大学 幼児教育学科),町田由徳(岡崎女子短期大学 現代ビジネス学科),小原倫子(岡崎女子大学子ども教育学部) |
概要 | 本研究において,学生は、屋外における子どもの好適空間とは、子どもにとって「日頃、経験できないことができる空間」が大きなキーワードであると認識していた。また、自分の発想で自由に遊ぶような場は、子どもが様々なことに挑戦しようとする力を育くむことにつながる。そのため、「危ないからダメ」と子どもの活動を制限するのではなく、子どもの「やってみたい」という思いを尊重し、支えるためにも、大人が見守ったり、安全な遊び環境を準備たりしておくことが、必要であった。そして、自らの成功体験や失敗体験を通して、子どもは危険なことを察知し、安全か危険かを判断する力や、危険を予知・回避する力を養うことができることが示された。これらのことから、冒険遊び場など屋外での自由な活動が子どもにとって、また、子どもに関わる保護者、保育者、保育者養成校の学生にとって、有益な機会となることから、屋外遊びの必要性を広く発信して、実践に繋げていくことが重要である。 |