教員情報 | |
ヤマシタ ススム
山下 晋 所属 子ども教育学部 所属教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/02 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 加負荷式回転車輪によるラットの自発走特性と骨格筋への効果 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 体力科学 |
巻・号・頁 | (第1号),99-110頁 |
著者・共著者 | ○春日規克,山下晋,小笠原仁美,鈴木英樹(愛知教育大学),辻本尚弥(久留米大学),石原昭彦(京都大学) |
概要 | ラットに持久性トレーニングとしてトレッドミルを用いたトレーニングと,回転車輪軸に負荷を加えることを可能とした装置を用いて自発走トレーニングを行わせ,トレーニング効果に関して,骨格筋の形態的・機能的特性から検討した.下肢筋重量のトレーニング効果を比較した場合,トレッドミル走トレーニングでは足関節背屈筋の増加がみられたのに対し,自発走トレーニングでは底屈筋の増加が顕著であった.また,トレッドミル走トレーニングでは全てのタイプの筋線維に顕著な変化がみられなかったが,自発走トレーニングでは,全てのタイプの筋線維で肥大が観察された.自発走トレーニングは断続的走運動であるが1日走行距離からも十分持久的能力の向上が期待でき,さらに,加負荷の自発走は疲労耐性をより向上させるものであったことから,加負荷式回転装置を用いた自発走トレーニングの有効性が示された. |