教員情報 | |
ナカダ マサミ
Nakada Masami
仲田 勝美 所属 幼児教育学科 所属教員 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03/15 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 「邑久長島架橋」設置における患者当事者運動史―「生活改善運動」との関連から捉えた架橋運動「構想期」― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 岡崎女子大学 岡崎女子短期大学研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 57 |
概要 | 長島に設置された邑久光明園と長島愛生園では永らく本土と隔絶した環境下に置かれ、その中で架橋設置の実現は彼らの生活保障や人間回復という面からも強く求められていた。架橋運動の芽生えとしての「構想期」において、架橋設置は優先順位として後回しとなっていたが、「生活改善運動」により、徐々に整備される療養所環境の改善と相まって、架橋設置を求める声は、具体的な行動へと移されていった。このことからも、架橋運動はある日突然その必要性が叫ばれたのではなく、「生活改善運動」の成果の延長線上に浮上した必然性を内包した当事者運動である。 |