教員情報 | |
ハチスカ ワタル
Hachisuka Wataru
蜂須賀 渉 所属 子ども教育学部 所属教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/03 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 「奈良の学習法」における数学的精神の発揮-これからの教育に対応する「学習展開」の提案- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 愛知教育大学「研究報告」(教育科学編) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 愛知教育大学 |
巻・号・頁 | 第59輯,153-161頁 |
概要 | 本論文は、「邂逅学習」を考察したものである。
木下竹次の「学習法」における算数・数学教育では、「子どもに興味・関心をもって学習に取り組ませること」、「独自学習の際の個別指導を大切にすること」、「相互学習の際、友達の長所美点を求めて推賞すること」、「問題解決後の振り返りをすること」を視点としてあげている。これらに沿った「邂逅学習」の具体的展開を紹介している。 4年算数では、奈良市制百周年イベントの「平城京98」での出会いから、「面積」、「およその数」、「折れ線グラフ」の学習を展開した。 筆者は、「問題解決の着手点」と「着想練習のおさえ」に着目している。これらは、授業における「見通し」と「まとめ」にあたると考えるからである。特に、「着想練習のおさえ」は、子どもに「自ら見通しをもつ力」を培うことになると考えている。 |