ヤマシタ ススム
  山下 晋
   所属   子ども教育学部 所属教員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1996/11
形態種別 論文
標題 ラット骨格筋に対するトレーニング期間の違いによる影響
執筆形態 共著
掲載誌名 東海保健体育科学
巻・号・頁 第18巻,1-8頁
著者・共著者 ○辻本尚弥(中京大学大学院),鈴木秀樹,平野朋枝,西沢富江,小坂井留美,山下晋,春日規克(愛知教育大学)
概要 実験動物を用いた持久走トレーニング期間の延長がミオシン重鎖(MyoHC)アイソフォーム構成比や酸化系酵素(SDH)活性に及ぼす影響を検討した.その結果,体重あたりの相対的心重量,相対的筋重量およびSHD活性はトレーニングによって高まることが示された.MyoHCアイソフォーム構成比は発育に従いTypeⅡb比率の低下と,TypeⅠ,Ⅱa,Ⅱd比率の増加,トレーニングによりMyoHC構成比は全てのトレーニング群でTypeⅡb比率の低下と,TypeⅡa及びⅡd比率の増加が見られた.しかし,トレーニング期間の延長による変化は見られなかった.これらのことから,持久走トレーニングの期間の延長により,MyoHCアイソフォーム構成比では,トレーニング開始3週間でみられた変化が維持されることが示された.