教員情報 | |
ナカダ マサミ
Nakada Masami
仲田 勝美 所属 幼児教育学科 所属教員 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2014/03/01 |
発表テーマ | 今、求められる育爺-その意義と具体的支援策― |
会議名 | 日本人間関係学会関西地区会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 芦屋大学 |
概要 | 内閣府による「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査(平成20年度)」結果によると、高齢者の社会参加の内訳として、健康・スポーツ(30.5%)、地域行事(24.3%)、趣味(20.2%)といった活動が75.0%を占め、心身共に充実した様子がうかがえる。しかし、子どもの世話といったことについては、「参加・活動経験有り」2.3%、そして「その意志の有り」5.9%と、共に低い状況が見て取れる。多世代が共同する機会、場面が地域の中で希薄化している状況は、高齢者から次の世代へ受け継がれ、伝承されるべき貴重な機会や場面の喪失であるともいえよう。
しかしその一方で、高齢者の子育て支援においても特に「孫育てへの参画」に参画する高齢者、それも男性の積極的な姿が確認されている。高齢者の獲得してきた豊かな知恵を、次世代へと継承する可能性を秘めた、この意義のある新たな動向について、その実際をふまえることとする。そして、その取組はどのような意義を持つものであるのか、またその具体的な支援策について言及することを目的とし報告した。 |