教員情報 | |
ヤマシタ ススム
山下 晋 所属 子ども教育学部 所属教員 職種 教授 |
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発表年月日 | 2014/03/16 |
発表テーマ | 子どもの生活習慣と体力・健康 |
会議名 | 第18回日本体力医学会東海地方会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
発表者・共同発表者 | ○山下晋(岡崎女子短期大学) |
概要 | 我々は協力校との「体力アッププロジェクト」を企画し,継続的な体力向上の方策について,(1)子どもの体力の現状把握,生活習慣との関係,6年間の体力推移と身体発育調査,(2)休み時間を利用した大学生による運動指導介入の試みと担任教師への効果測定,(3)大学生の迫力あるスポーツを見る「あこがれ集会」の実施を通して検討した.
その結果,運動意欲,体力が高い児童は高い健康観を有しており,体力の低い児童は親子の関わりが充実し,家庭における外遊び嗜好が高さが影響していた.大学生の運動指導介入に対しての影響は低学年に良く現れ,担任教師の参加までの影響力はみられなかった.大学生の模範演技への影響は児童の活動に現れるが,2週間程度の持続でしかなかった. 小学校において全教員が一丸となって体力向上や健康づくりを意識し,常に前向きに取り組めるならば,確実に子供達の体力向上に繋がるであろうが,教師の多忙さを考えた場合に困難なことと考えられる.そこで,運動量を確保し,体力向上に取り組むには,子どもの自主的活動の増大を促す刺激を与え環境を作ることが重要であると考えられた. |