教員情報 | |
シミズ マリコ
清水 万里子 所属 子ども教育学部 所属教員 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2022/07 |
発表テーマ | 小学校における学級別の「英語が好き・嫌い」の考察2 ~K市の英語授業アンケート調査の統計解析結果から~ |
会議名 | 小学校英語教育学会 第22回全国大会 オンライン徳島 |
主催者 | 小学校英語教育学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 徳島 |
概要 | 本研究は2021年の研究結果の統計解析を行い差の要因等をさらに考察した。アンケートは10項目4件法で調査(2020)を実施4件法のため統計解析はMann-Whitney(マン・ホイットニー)のU検定を行い, 記述式にはKH Coderで分析を行った。結果として「英語が好き・少し好き」と答えた児童(120名)の割合は、M校は5-1(50%)、 5-2(70%)、6-1( 52%), 6-2(67%)、H校は5-1(75 %)、5-2(83%)、6-1(71%)、6-2(80%)であった。U検定結果は各学校の同学年2学級には有意差は見られなかった。また、2学校間の同学年では5年生に有意差が見られ, 6年生には見られなかった。学級別の「英語が好き・少し好き」は同学校同学年では有意差が見られなかった一方で学校別第5学年の比較では有意差があった。聞き取り調査をしたところH校では協同学習の研究をスタートしていた。現在, 英語専科教員と教科書のおかげで教科内容の質は担保されているが「英語が好き・少し好き」を増やすためには授業手法にヒントがありそうである。児童が意欲をもって楽しく学ぶには友達とどのように学ぶのかに課題があることがわかった。 |