教員情報 | |
ナカダ マサミ
Nakada Masami
仲田 勝美 所属 幼児教育学科 所属教員 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2022/02 |
発表テーマ | ハンセン病にみる「無らい県運動」による排除が療養所における患者自治に与えた影響 |
会議名 | 日本人間関係学会第29回全国大会(Webによる開催) |
主催者 | 日本人間関係学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 抄録のみ |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | Webでの誌面 *査読あり |
発表者・共同発表者 | 仲田勝美 |
概要 | 本研究では文献研究を基に、以下の3点について明らかとすることを目的とする。
第1に戦前、戦後という異なる社会体制下において、「無らい県運動」が地域社会からの排除に機能し、且つ実行されていたのか、その様相を概観する。第2に「無らい県運動」により強制隔離収容を余儀なくされた患者らが療養所において、自身の生活保障、名誉の回復に向けた自治の推進による成果について検討する。第3に上記のような不条理な渦中において「らい予防法廃止」という社会変動をもたらすに至った患者らの社会的な意味と課題について「キーパースン(Key Person’s)理論」を手がかりに考察することである。 |