教員情報 | |
タキザワ ホダカ
滝沢 ほだか 所属 幼児教育学科 所属教員 職種 教授 |
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発表年月日 | 2018/08/04 |
発表テーマ | 子ども好適空間を主題とした医療系事務職員の養成と教育 第1報 |
会議名 | 第50回日本医学教育学会大会予稿集, 東京医科歯科大学, pp.148 |
主催者 | 日本医学教育学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 東京医科歯科大学 |
発表者・共同発表者 | 黒野伸子・滝沢ほだか・町田由徳・小原倫子 |
概要 | 厚生労働省は、2015年「医療勤務環境改善の意義」を提唱し、働きやすい職場が患者満足度を高めるとした。以後、医療環境の研究は、医療者、患者双方の視点から進められているが、医療事務職員との関わりは見えてこない。そこで、本発表では、医療環境に携わる医療事務職員養成の必要性を提言し、教育プログラムを構築することを目的とした。
第1報では、小児における医療環境を中心とした「子ども好適空間」について、医療機関のニーズ調査および環境構築に必要な要素抽出を行った。その結果、文献調査では、医療環境改善の具体例が多く、看護師が見守りやすいレイアウト、子どもの恐怖感をなくす工夫等の事例が見られた。医療機関における聞き取り調査では、待合室やプレイルームの整備に問題を抱えていることが明らかとなった。病児が心身ともに安心できる空間を構築できる人材が必要とされていることも分かった。臨地実習プレ実施では、医療機関が提示する環境改善の問題点を理解した上で進んで課題解決する学生の姿が見られ、教育の可能性が示唆された。 |