教員情報 | |
ミズノ キョウコ
水野 恭子 所属 子ども教育学部 所属教員 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2021/03 |
発表テーマ | 乳児との関わりを想定した教材作成と授業実践の効果ータオル人形で実践を行った学生の回答からの分析ー |
会議名 | 日本保育者養成教育学会 第5回研究大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 水野恭子、岸本美紀、野田美樹、渡部努 |
概要 | コロナ禍において、学生が乳児(赤ちゃん)と触れ合う機会を設定することは難しく、さらに、授業で使用している「赤ちゃん人形」を共有することは、新型コロナウイルス感染のリスクを高める。その問題点を改善するために、学生一人一人が使用する「タオル人形」を考案し、授業での実践を試みた。乳児を想定した授業実践における学生の回答内容を質的に分析を行った。その結果、85項目の1次カテゴリーを抽出し、1次カテゴリーから「実践的な学び」、「タオルの特性」、「作りやすさ」、「親しみ・愛着」、「乳児との関わりを想定」からなる5項目の2次カテゴリーを生成した。2次カテゴリーで最も項目数が多かったのは、「実践的な学び」であった。自分の「タオル人形」に一対一で関わったことから、授業を通して実践的な学びが促されたことが考えられる。また「タオル人形」を学生自身が制作したり、実践したりする中で、人形への「親しみ・愛着」を抱くことが示唆された。効果的な実践の在り方として、学生が実際の乳児の姿をより想像しやすく、さらに自ら学ぶように導くことが必要である。 |