ゴウダ トモミ   GODA TOMOMI
  合田 友美
   所属   千里金蘭大学  看護学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011/07
形態種別 その他
査読 査読あり
標題 新看護師の食事指導経験と食生活からみた食教育の課題
執筆形態 単著
掲載誌名 「明星大学大学院人学研究科年報」
掲載区分国内
巻・号・頁 (9),35-43頁
概要 本研究の目的は、新人看護師の食事指導経験の実態を明らかにすると共に、新人看護師の食生活と食意識について追跡調査を実施し、就職後の変化を明らかにすることである。A短期大学看護科に2006年度に入学した女子学生のうち卒業後、看護師として勤務して1年間が経過した81名を対象に郵送法による無記名の自記式質問紙調査を実施した。その結果、看護師養成校を卒業後に食事指導を「一人で実施した」ことがある人は13名(39.0%)であり、食事指導に対する自身の有無を問うた結果「自身がある」のは5名(15.2%)で、「自身がない」と回答した理由には〈食事指導経験の不足〉〈患者理解が不十分〉〈理論的知識の不足〉〈実践的知識が曖昧〉〈勉強の機会がない〉〈自分自身の食生活が整っていない〉〈難しさの共感〉があった。さらに、卒業後の食生活について「看護学生時(臨地実習中)と比べ変化した」人は78.8%で、〈外食・中食・インスタント食品の利用回数の増加〉〈摂取回数・量の変化〉〈食品の摂取バランスの偏り〉〈食事時間が不規則になった〉〈自炊しなくなった〉の変化を認めた。