フクシマ ノリヒデ
  福嶌 敎偉
   所属   千里金蘭大学  看護学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 1992/08
形態種別 研究論文
標題 (学術論文)英文・主著
 Effects of terminal cardioplegia with leukocyte-depleted blood on myocardial adenosine triphosphate in heart grafts preserved for 24 hours.
執筆形態 共著
掲載誌名 Transplant Proc.
巻・号・頁 24(4),pp.1489-90
著者・共著者 Fukushima N, Shirakura R, Nakata S, Kaneko M, Miyagawa S, Kitagawa S, Chang J, Amemiya A, Matsumiya G, Matsuda H.
概要 雑種成犬を用いた24時間浸漬心保存の実験をまとめた論文である。41心をmodified Collins液に浸漬冷所保存し、23心は異所性、15心は同所性移植した。異所性移植群は4群に分けられ、1群は保存せずに、2,3,4群は24時間保存後に移植した。3群では単純なterminal warm blood cardioplegia(TC)で再灌流を、4群では白血球除去TCで再灌流を行った。4群においてTC終了後の心筋内adenosine triphosphate(ATP)は、摘出前のATPと有意差がなかった。以上から、modified Collins液を用いて保存し、白血球除去TCで再灌流をすることで、長時間保存で枯渇したエネルギーが白血球TCによりほぼ摘出前まで戻ることによると考えられた。