教員情報 |
ヒシダ トモヨ
HISHIDA Tomoyo
菱田 知代 所属 千里金蘭大学 看護学部 看護学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/03 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 地域における乳幼児歯科保健(第1報) 乳歯う蝕 罹患を規定する属性と歯科保健行動 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 滋賀医科大学看護ジャーナル |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 5巻(1号),32-37頁 |
著者・共著者 | 上間美穂、川井八重、畑下博世、菱田知代、但馬直子、河合優年、安田斎 |
概要 | 歯科保健行動とう蝕有病率、出生 順位と歯科保健行動についての関連を検討した。その結果以下の3点が 明らかとなった。
1.児の年齢が上がるほど、う蝕 有病率の規定要因が影響を及ぼしていた。特に3歳6か月におけるう蝕 有病率と関連していたのは、男児、 出生時の父親の年齢であった。 2.歯科保健行動は、1日の歯磨き 回数、仕上げ磨き実施に効果が 見られた。おやつ回数はう蝕罹患と 関連が見られた。 3.出生順位は、う蝕有病率と関連し、特に第4子に有意差が見られた。出生順位と歯科保健行動は、仕上げ磨きの有無、おやつ回数が影響していた。 以上の結果から、出生順位はう蝕 罹患に影響することを考慮し、多子を優先して早期から仕上げ磨きと おやつ回数の指導など、食習慣の指導の必要性があると示唆された。 本人担当部分:共同研究に基づくものにつき本人担当部分抽出不可能(筆頭発表者と共に、研究計画・調査・分析・結果の考察・文献の調査・論文の作成の全般にわたり実働的に共同作業に当たった)。 |