教員情報 |
イトウ ショウゴ
伊藤 章悟 所属 千里金蘭大学 栄養学部 栄養学科 職種 助手 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Protective effects of nicotinamide mononucleotide against oxidativestress-induced PC12 cell death via mitochondrial enhancement |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 「Pharma Nutrition」 Volume 11 |
掲載区分 | 国外 |
著者・共著者 | Shogo Ito, Takahiro Gotow, Isao Suetake, Kaoru Nagai |
概要 | サーチュイン遺伝子Sirt1を活性化することが報告されているNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、PC12細胞(ラット副腎髄質褐色細胞腫)において、Sirt1とその下流に位置するミトコンドリア増殖因子であるPGC1αの活性化依存的に6ヒドロキシドーパミン(6OHDA)や過酸化水素(H2O2)による酸化ストレスから細胞を保護することが分かった。
また、NMNはSirt3やSOD2などのミトコンドリア関連タンパク質発現量を増加させ、Sirt1活性化に依存的に細胞内ミトコンドリア量を増加させることが分かった。 したがって、NMNはSirt1-PGC1αの細胞内シグナル経路の活性化を介し、ミトコンドリアを増強することで、酸化ストレスから細胞を保護していることが示唆された。 |