教員情報 |
シマザキ ヤスヒサ
shimazaki yasuhisa
島﨑 靖久 所属 千里金蘭大学 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1987/11 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Ultrastructural assessment of the infant myocardium receiving crystalloid cardioplegia. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Circulation |
巻・号・頁 | 第76巻(増刊号5),141-145頁 |
著者・共著者 | Sawa Y, Matsuda H, Shimazaki Y, Hirose H, Kadoba K, Takami H, Nakada T, Kawashima Y |
概要 | 冷却晶質心停止液を26例の乳児開心術時に用い、その効果を検討した。大動脈遮断前と解除後に心筋生検して、心筋細胞のミトコンドリア形態(障害度)をスコア化して半定量的に評価した。全体としては大動脈遮断解除後のスコアは遮断前のそれよりも高値であり、術前からカテコラミンを投与されていた例では、前、解除後の何れもカテコラミン非投与例よりもスコアは高値であった。遮断解除後だけを観ると、3ヶ月未満児例では3ヶ月以上児よりも高値であった。以上から、心筋虚血に対する冷却晶質心停止液は十分心筋傷害を防ぎえず、特に3ヶ月未満児においては心筋傷害が強く現れた。
本人分担分:研究の指導、乳児の手術担当 |