教員情報 |
フクシマ ノリヒデ
福嶌 敎偉 所属 千里金蘭大学 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 1994/04 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | (学術論文)英文・主著 Risk factors for graft failure associated with pulmonary hypertension after pediatric heart transplantation. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | J Thorac Cardiovasc Surg. |
巻・号・頁 | 107(4),pp.985-9 |
著者・共著者 | Fukushima N, Gundry SR, Razzouk AJ, Bailey LL. |
概要 | 小児心臓移植の主な心の1つである移植後肺高血圧の危険因子を同定するために、Loma Linda大学で心臓移植された194例の小児例を後方視的に検討した。成長によって肺血管の反応が異なるので、1歳未満(I群:152例)とそれ以上(C群:43例)の2群に分けた。原疾患、移植前肺高血圧の有無、手術歴、ドナー・レシピエント体重比、ドナーの心肺蘇生の既往、虚血時間を危険因子とした。2群で、早期死亡率に差はなかったが、肺高血圧による死亡はC群(特に先天性心疾患)で多かった。I群では、前述の危険因子によって肺高血圧による死亡率に差はなかった。C群では、虚血時間が6時間以上の症例で肺高血圧による死亡率が高かった。結語:1歳以上、特に虚血時間の長い心臓を移植した先天性心疾患の患児の肺高血圧による死亡率は高かった。この研究により、肺高血圧による死亡が少ないという1歳未満の心臓移植の新たな利点が示唆された。 |