フクシマ ノリヒデ
  福嶌 敎偉
   所属   千里金蘭大学  看護学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 1995/12
形態種別 研究論文
標題 (学術論文)英文・主著
Growth of oversized grafts in neonatal heart transplantation.
執筆形態 共著
掲載誌名 Ann Thorac Surg.
巻・号・頁 60(6),pp.1659-63
著者・共著者 Fukushima N, Gundry SR, Razzouk AJ, Bailey LL.
概要 新生児ドナー不足のため、大きめの心臓を新生児に移植することがあるが、そのような新生児の体と移植心の成長を検討した。Loma Linda大学で心臓移植を受けた新生児51例の体重、移植心の左室重量、拡張末期容積を経時的に計測した。ドナー・レシピエント体重比(D/R比)が1.5以下をnormal群(N=27)、1.5以上をoversized群(N=24)とした。結果:両群とも体重は移植後正常に増加した。oversized群において、拡張末期容積は1週目に、左室重量は1週目と1カ月目に、normal群より有意に大きかった。normal群の移植心の拡張末期容積と左室重量は継続的に増加したが、oversized群では左室重量は3ヶ月まで減少し、その後増加し、拡張末期容積は継続的に増加した。まとめ:以上より、oversizedグラフトは移植当初は縮小し、その後患児の成長に合わせて成長することが示唆された。
discussion 1663-4.