教員情報 |
フクシマ ノリヒデ
福嶌 敎偉 所属 千里金蘭大学 看護学部 看護学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 1996/09 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | (学術論文)英文・主著 Successful experimental multiorgan transplant from non-heart-beating donors using percutaneous cardiopulmonary support. |
執筆形態 | その他 |
掲載誌名 | ASAIO J. |
巻・号・頁 | 44(5),pp.M525-8 |
著者・共著者 | Fukushima N, Shirakura R, Chang JC, Izutani H, Inoue M, Yamaguchi T, Kobayashi Y, Yoshitatsu M, Ahamet I, Saito S, Matsuda H. |
概要 | PCPSを用いてNon-heart-beating donorから心、肺及び腎の蘇生・移植する方法を検討した。プロスタサイクリン、ベラパミル、プロプラノロール、ナファモスタットを前投与後、筋弛緩薬投与下に人工呼吸器を止め無呼吸とした。30分後に心臓は停止し、体をPCPSで1時間再潅流した。8頭の心臓を24時間保存後同所性に移植し、再潅流時に白血球除去terminal blood cardioplegiaを行った。5頭の左肺を同所性に、5頭の腎臓を異所性に移植した。移植心すべて再潅流後自然に拍動し、カテコラミンを使用せずに体外循環から離脱した。移植肺とレシピエントの右肺の肺静脈血酸素及び二酸化炭素分圧に差はなく、移植腎は全て再潅流後すぐに尿を産生した。以上より、本保存法は心、肺、腎のグラフト機能を良好に保つことが可能で、ドナープールを拡大することが示唆された。 |