シマザキ ヤスヒサ   shimazaki yasuhisa
  島﨑 靖久
   所属   千里金蘭大学  看護学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1991/04
形態種別 研究論文
査読 査読あり
標題 Pulmonary artery morhology and hemodynamics in pulmonic valve atresia with ventricular septal defect before and after repair. (筆頭論文)
執筆形態 共著
掲載誌名 Am J Cardiol
巻・号・頁 第67巻(4号),744-748頁
著者・共著者 Shimazaki Y, Iio M, Nakano S, Morimoto S, Ikawa S, Matsuda H, Kawashima Y
概要 22例の肺動脈閉鎖を伴う心室中隔欠損の術前、術後の肺動脈形態、肺動脈圧を測定し、術後の肺動脈圧に及ぼす因子について検討した。12例は大きな体肺側副血行路を合併し、これらは手術により殆ど閉鎖された。術後の平均は肺動脈圧は肺血管抵抗値と相関し、何れも中心肺動脈と繋がる肺動脈subsegementの数、術前肺動脈平均圧、左右肺動脈断面積(和)指数とそれぞれ相関を示した。術後の肺動脈血管抵抗値が3単位未満になる機会は、中心肺動脈に繋がる肺動脈subsegmentの数が36以上、術前左右肺動脈断面積指数が0.5以上例で極めて多かった。以上から、術後の肺動脈圧、血管抵抗値は予測可能であり、早期に肺動脈サイズを大きくし、中心肺動脈に繋がる肺動脈subsegmentの数を増やす事が修復後に正常肺動脈圧を得るために推奨される。
本人分担分:検査の施行、データの収集、論文作成