教員情報 |
フクシマ ノリヒデ
福嶌 敎偉 所属 千里金蘭大学 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 1999/11 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | (学術論文)英文・主著 Role of endothelial apoptosis in delayed xenograft rejection in pig-to-baboon cardiac transplantation. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Transplant Proc. |
巻・号・頁 | 31(7),pp.2731-2 |
著者・共著者 | Fukushima N, Ohtake S, Yamaguchi T, Kobayashi Y, Yoshitatsu M, Ahmet I, Saito S, Shirakura R, Mastuda H.. |
概要 | 4頭のヒヒを用い、ブタからヒヒの頸部への異所性心移植モデルで、連続的にブタ心を移植して、抗体除去と移植心の生着の有無を検討した。すべての1つ目の移植心は超急性拒絶反応で再灌流30分以内に拍動を停止し、2つ目までの心臓はすべて再灌流後2時間以内に拍動を停止した。2,3頭目は3つ目の移植心の灌流後にレシピエントが死亡したので、実験を中止した。1頭目は4つ目の移植心が6日、4頭目は3つ目の移植心が18時間生着した。抗ブタ赤血球抗体は移植前1:256又は1:512と高値であったが、3つ目の移植の後は1:4以下となっていた。1つ目、2つ目に灌流したブタ心は、いずれも病理組織学的に超急性拒絶反応の所見(出血と心筋細胞壊死)を認めた。2、3つ目の灌流心とすべての移植心は、心外膜近くの心筋細胞の虚血所見を認め、毛細血管の血管内血栓、動脈の壁肥厚、毛細血管や動脈にはTUNNEL陽性の血管内皮細胞を認め、delayed xenograft rejectionにapoptosisの関与が示唆された。 |