カマタ ヨウイチ   kamata yoichi
  鎌田 洋一
   所属   千里金蘭大学  栄養学部 栄養学科
   職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 1994
形態種別 研究論文
査読 査読あり
標題 Identification of protein receptor for Clostridium botulinum type B neurotoxin in rat brain synaptosomes
執筆形態 共著
掲載誌名 J. Biol. Chem.
掲載区分国外
巻・号・頁 (269),pp.10498-10503
著者・共著者 Nishiki, T., Kamata, Y., Nemoto, Y., Omori, A., Ito, T., Takahashi, M. and Kozaki, S.
概要 ボツリヌス毒素は神経機能を傷害する。その際、神経細胞膜への結合は、毒性発揮機構の第一段階となる。この結合を仲介する物質を受容体と称するが、その実態は長く不明だった。脳神経膜の一部可溶化物と毒素との結合反応を行い、タンパク質性の物質を選抜した。その際、神経細胞を構築するタンパク質のうち、シナプトタグミンに対する抗体が、毒素結合物質と交差反応することを明らかにした。シナプトブレビン遺伝子を導入した培養細胞に、放射線標識ボツリヌス毒素は結合し、シナプトブレビンが毒素の受容体であることを証明した。