教員情報 |
ゴウダ トモミ
GODA TOMOMI
合田 友美 所属 千里金蘭大学 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/11 |
形態種別 | その他 |
査読 | 査読あり |
標題 | 看護系大学における小児看護学技術演習に乳児と母親が模擬患者として参加する意義-学生の学びと母親への影響- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 「香川母性衛生学会誌」 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 19(1),9-16頁 |
著者・共著者 | 共著者:西田千夏、合田友美、中尾幹子 |
概要 | 本研究の目的は、課外活動に参加した看護系大学生へのインタビューを通して、在宅医療的ケア児と家族を理解するための課外活動の要素について検討することである。医療的ケア児とその家族を対象とした地域での活動に参加した看護系大学生5名に半構造化インタビューを実施し、質的帰納的に分析した。その結果、抽出されたカテゴリーは【医療的ケア児を育てる家族の負担について想像する手段】【医療的ケア児との交流を後押しする力】【子どもと接する困難さ】【医療的ケア児と接することで生じた肯定的感情】【子どもが主体となる関わり方】【家族が普通でいられる背景】の6つであった。これより、学生が在宅医療的ケア児および家族を理解するための課外活動の要素は、①教員が学生のイメージの変化や葛藤について認められること②適した時期に情報と場を提供すること③子どもへの関わり方やケア方法を具体的に教えられる家族・スタッフの存在が必要であることが示唆された。 |