カマタ ヨウイチ   kamata yoichi
  鎌田 洋一
   所属   千里金蘭大学  栄養学部 栄養学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1994
形態種別 研究論文
標題 The light chain of botulinum neurotoxin forms channels in a lipid membrane
執筆形態 共著
掲載誌名 Biochem. Biophys. Res. Commun.
掲載区分国外
巻・号・頁 (205),751-757頁
著者・共著者 Kamata, Y. and Kozaki, S.
概要 ボツリヌス毒素は、細胞膜に結合後、膜を通過し、細胞質内に侵入してその毒性を発揮すると言われていた。毒素は重鎖および軽鎖の2本鎖構造をとる。解析されていない、毒素分子の細胞膜通過過程を解析した。脂質2重膜を液胞化させて作製するリポソーム内に蛍光色素を包含させ、毒素、重鎖あるいは軽鎖を反応させた。反応時のpHを酸性にすると、軽鎖が特異的に、リポソームから蛍光色素を放出させた。この結果は、毒素の軽鎖部分が、細胞膜通過時に、大きな役割を担っていることを示している。