ゴウダ トモミ   GODA TOMOMI
  合田 友美
   所属   千里金蘭大学  看護学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/03
形態種別 その他
査読 査読あり
標題 プレパレーションツールを作成する小児看護学演習の実際と学生の学び
執筆形態 共著
掲載誌名 「宝塚大学紀要ARTES」
掲載区分国内
巻・号・頁 33,137-142頁
著者・共著者 共著者:合田友美、西田千夏、林朋博
概要 基礎看護教育課程におけるプレパレーションの教授方法に対する示唆を得るために、A大学看護学科2年次生が小児看護学の演習において計画したプレパレーション内容および作成したツールの傾向を分析し、学びの内容をまとめた。その結果、多くの学生は、治療・処置の受け入れ準備の場面を取り上げ、紙芝居、人形劇、ポスター等のツールを作成していた。計画したプレパレーションの効果として【安全な点滴の実施】【安楽な点滴の実施】【恐怖・不安の軽減】【ストレスの軽減】【遊びの体験】【前向きな治療参加】【達成感の獲得】【感情表出の促進】を挙げ、プレパレーションは子どもの頑張りを引き出すだけでなく、貴重な遊びの一部であり、アセスメントの場であると捉えていた。学生は、ツールが完成した達成感を感じつつも児の認知の発達をイメージすることの難しさを実感し、その特徴を捉えながら、より対象にあったツールとは何かを再考していた。