フクシマ ノリヒデ
  福嶌 敎偉
   所属   千里金蘭大学  看護学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2001
形態種別 研究論文
標題 (学術論文)英文・主著
Follow up on heart transplant after left ventricular assist system bridge,
執筆形態 共著
掲載誌名 Asian Cardiovasc & Thorac Ann,
巻・号・頁 9,pp.312-314
著者・共著者 Fukushima N, Ohtake S, Sawa Y, Nishimura M, Matsumiya G, Takashima S, Hori M, Shirakura R, Matsuda H.
概要 臓器移植法制定後初めて心臓移植症例の1年の経過を報告する。症例は47歳男性で、原疾患は拡張相肥大型心筋症であった。待機中に心不全が悪化し、Novacor型左心補助人工心臓を装着後4ヶ月目に心臓移植を施行した。免疫製剤は当初、シクロスポリン、アザチオプリン、プレドニゾロンの3剤を投与したが、肝障害を認め、アザチオプリンをミコフェノール酸モフェティルに変更した。心臓移植後拒絶反応や感染症を認めず、75日目に退院し、9ヶ月目に社会復帰した。移植直後にサイトメガロウイルス(CMV)のprotein chain reaction(PCR)検査で陽性となったが、予防的にガンシクロビルと抗CMV抗体高力価グロブリン製剤を投与して、感染症に至ることはなかった。2年後の現在外来通院中である。