教員情報 |
イノウエ ヒロキ
井上 裕樹 所属 千里金蘭大学 教育学部 教育学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/08 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 乳児期から施設で暮らす子どもの遊戯療法-遊びの発達と関係性を通しての理解- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 心理臨床学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 25(3),281-292頁 |
概要 | 本研究では、乳児期から施設で過ごしてきた児童の事例と「乳幼児の遊びの発達レベル」という尺度を使い遊びが発達していくことと関連して、関係性の変化等についても考察した。事例研究では,対象児はセラピストとの遊戯療法の中で、徐々に不安を受けとめられるようになってき、自身の不安感から自己完結であった遊びは広がり、他者を意識したものへと移行していった。また、その中で遊びの発達レベルも上昇した。この遊戯療法過程を通して、対人関係の取り方も変化したと考えられる。 |