教員情報 |
シマザキ ヤスヒサ
shimazaki yasuhisa
島﨑 靖久 所属 千里金蘭大学 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1993 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Long-term appraisal of coronary bypass operations in familial hypercolesterolemia. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Ann Thorac Surg |
巻・号・頁 | 第56巻,499-505頁 |
著者・共著者 | Takahashi T, Nakano S, Shimazaki Y, Kaneko M, Hirata N, Nakamura T, Matsuzwa Y, Kitamura S, Matsuda H |
概要 | 家族性高コレステロール血症の32人にCABGを施行し、その後の経過を観察した。6例のホモ群、26例のヘテロ群に分かれた。前半の17例では全てSVGを用いてバイパスを行ったが、後半の15例では内胸動脈を左前下行枝にバイパスし、CABG術後早期に脂肪を下げるアフェレーシスを施行した。死亡は心と関係のないのが1例あっただけである。心筋梗塞、心死亡、狭心症のない率はホモ群で5,10年で60%、ヘテロ群で87%、73%であった。ヘテロ群の成績は家族性高コレステロール症のない例のそれと同等であった。前下行枝へのバイパス開存率は術後3年で内胸動脈92%、SVG45%であった。以上から、内胸動脈と脂肪を下げる治療は本症の冠動脈血行再建の長期予後を良好に出来ると考えられた。
本人分担分:手術、症例の検討に当たった。 |