教員情報 |
マエダ アキフミ
前田 晃史 所属 千里金蘭大学 看護学部 看護学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | COVID-19初期に対応した救急看護師が体験した心理的負担 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本クリティカルケア看護学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 19,283-291頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 前田 晃史, 堀 理江, 八田 圭司 |
概要 | 【目的】本研究の目的は,COVID-19初期に対応した救急看護師が体験した心理的負担を明らかにすることである.
【方法】二次救急医療機関の救急外来に勤務する救急看護師5名に半構造化面接を行い,質的記述的に分析した. 【結果】救急看護師は,〈身近に迫る感染への恐怖〉など【強まる感染への恐怖と不安】,〈感染対策への信頼性や安全性が確保されない不安〉など【場当たり的な組織の対応による負担感】,〈協力体制のない悲しさ〉など【救急看護実践にあたり課題が生じるつらさ】,〈偏見をもたれることへの危惧〉など【周囲から虐げられる感情】の4カテゴリの心理的負担を体験していた. 【考察】救急看護師の心理的負担の緩和として,組織は医療者が安全で安心してCOVID-19に対応できる根拠ある方針を示すことなどが求められる. |