フクシマ ノリヒデ
  福嶌 敎偉
   所属   千里金蘭大学  看護学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2017/03
形態種別 研究論文
標題 (学術論文)英文・主著
Current status and future aspects of ex vivo allograft perfusion for heart transplantation.
執筆形態 単著
掲載誌名 J Heart Lung Transplant.
巻・号・頁 36(3),pp.247-249
概要 欧米では我が国に比較してはるかに心臓の提供件数は多いが、それでもドナー不足は深刻であり、マージナルドナー、特に心停止ドナーからの心臓移植の必要性が注目されている。これを解決するため心摘出後、灌流して保存する装置Organ Care System (OCS; TransMedics)が開発されたので、それについてreviewしたものである。本機器は、呼吸停止後の心保存のための機器として臨床応用されており、その治験Protocol I, II, PROCEED I,IIにおいて各々22,20,15,63心が移植されている。Protocol IIでは全例30日以上生存、PROCEED Iでは2例でprimary graft failureで1例死亡、1例再移植されている。PROCEED IIはランダム試験でOCS使用群と非使用群で差がなかった。臨床例で差がないが、本機器は代謝産物の処理ができないので、改良が必要である。
心臓灌流保存