フクシマ ノリヒデ
  福嶌 敎偉
   所属   千里金蘭大学  看護学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 1989/06
形態種別 研究論文
標題 (学術論文)英文・共著
A new method of assessing left ventricular function under assisted circulation using a conductance catheter.
執筆形態 共著
掲載誌名 ASAIO Trans.
巻・号・頁 35(3),pp.449-51
担当範囲 実験を助手。本人の実験で、この検査法の有用性をのちに実証
著者・共著者 Matsuwaka R, Matsuda H, Nakano S, Shirakura R, Kaneko M, Taniguchi K, Matsuki O, Masai T, Fukushima N, Kawashima Y.
概要 雑種成犬を用いて、体外循環中(1群5頭)と左心補助中(2群7頭)に循環補助を止めることなく、コンダクタンスカテーテルを使用して左室収縮機能を測定できるかどうかを検討した。心臓を20分大動脈遮断して虚血として、その後80分間、上記の循環補助を行った。循環補助を止めずに、15秒間容量負荷を一時的に加え、その間の左室の圧容量曲線を解析した。圧容量曲線の面積から算出した左室Stroke work (SW)と左室拡張末期容積(EDV)はどの観測点においても高い線形相関を(平均: 1群r = 0.956-0.986 vs 2群 r = 0.974-0.987). SWの傾斜とEDVから得られるpreload recruitable stroke work (PRSW) は、虚血の後、両群とも有意に低下した。循環補助を止めずにPRSWを測定することによって、循環補助下の左室収縮機能を評価可能であると考えられた。