教員情報 |
フクシマ ノリヒデ
福嶌 敎偉 所属 千里金蘭大学 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 1991/02 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | (学術論文)英文・共著 Immunosuppressive mechanisms of 15-deoxyspergualin on heterotopic heart transplantation in rats |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Transplant Proc. |
巻・号・頁 | 23(1 Pt 1),pp.864-5 |
担当範囲 | 実験を助手 |
著者・共著者 | Nakata S, Ito T, Shirakura R, Matsuda H, Fukuzawa M, Nakano S, Fukushima N, Kawashima Y. |
概要 | 15-deoxyspergualin (DSG)の免疫抑制効果をBuffaoloラット(BUF)からLewisラット(LEW)への異所性心臓移植を行って確認した。移植後3-4週目に脾摘し、effctor細胞を準備し、5日間BUFラットの脾細胞と共培養してCTLを測定した。無治療群8匹は平均10.6日で拒絶されたが、DSG群(DSG14日間投与)の生着期間は平均61.2日(42,44,59,61及び100日以上であった。無治療群にしてDSG群のCTLは有意に低値であった。CTL検査の溶液内にIL2を添加すると、無治療群では有意にMTRが増加したが、DSG群ではnaïve Lewesと差がなかった。カルシニュリン阻害剤ではIL2を添加すると抑制効果が減少するので、DSGの免疫抑制効果はカルシニュリン阻害剤とは違うことが明らかとなった。 |