教員情報 |
フクシマ ノリヒデ
福嶌 敎偉 所属 千里金蘭大学 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 1991/03 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | (学術論文)英文・共著 Canine heart-lung transplantation after twenty-four-hour hypothermic preservation with Belzer-UW solution. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | J Heart Lung Transplant. |
巻・号・頁 | 10(2),pp.296-302 |
担当範囲 | 実験を一緒に実施 |
著者・共著者 | Naka Y, Shirakura R, Matsuda H, Nakata S, Fukushima N, Nakano S, Kawashima Y. |
概要 | Berzer UW液(UWS)とmodified Collins液(MCS)の心保存効果を、雑種成犬の異所性心肺移植モデルを用いて検討した。レシピエントの左肺を切除し、左胸腔内に右肺を切除した心肺ブロックを異所性に移植した。左主気管支同志を端々吻合、ドナー下行大動脈とレシピエント下行動脈を端側吻合、ドナーの上大静脈とレシピエントの左肺動脈に端々吻合し、ドナー心の心拍再開後、レシピエントの右肺動脈を結紮した。4頭とも移植心肺でレシピエントの循環を維持できた。循環動態安定後に心肺機能を測定した。移植前後で各々、心拍出量は、71.2 +/- 21.6と96.4 +/- 44.4 ml/min/kg, PaO2は80.8 +/- 12.9 と74.1 +/- 2.7 mmHg,及びPaCO2は25.6 +/- 5.5と35.9 +/- 13.3 mmHgで、有意差はなかったが、肺血管抵抗は、8.8 +/- 5.2から13.8 +/- 3.7 Wood unitsに有意に上昇した(p <0.05). 移植後の心筋水分含量は、UWS群(78.6 +/-2.0)の方がMCS群(81.1 +/- 1.4)より有意に低値であった(p<0.05).これらのデータからUWS液は心肺機能を良好に保存するが、肺浮腫を十分には抑制できなかった。 discussion 303. |