教員情報 |
フクシマ ノリヒデ
福嶌 敎偉 所属 千里金蘭大学 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 1994/01 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | (学術論文)英文・共著 Changes in left ventricular performance after global ischemia: assessing LV pressure-volume relationship |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Ann Thorac Surg. |
巻・号・頁 | 57(1),pp.151-6 |
担当範囲 | 実験を助手。本人の実験で、この検査法の有用性をのちに実証 |
著者・共著者 | Matsuwaka R, Matsuda H, Shirakura R, Kaneko M, Fukushima N, Taniguchi K, Nakano S, Kawashima Y. |
概要 | 雑種成犬を用いて、コンダクタンスカテーテルを使用して20分間の虚血の左室収縮機能に及ぼす効果を検討した。心臓を20分大動脈遮断して虚血として、その後80分間、上記の循環補助を行った。循環補助を止めずに、10-12秒間容量負荷を一時的に加え、その間の左室の圧容量曲線を解析した。圧容量曲線の面積から算出した左室Stroke work (SW)と左室拡張末期容積(EDV)はどの観測点においても高い線形相関を(PRSWでr = 0.954-0.983、拡張末期容積EDVでr = 0.954 to 0.984). SWの傾斜とEDVから得られるpreload recruitable stroke work (PRSW) は、虚血の後、両群とも有意に低下した。PRSWは再灌流後20,40分で低下するが、60分以降増加した。この方法で、心機能の変化を詳細にとらえることができることが示唆された。 |